前回体験に来て、入会後の初授業でバク転ができてしまいました!
猪股塾には、はるばる外国から習いに来てくださる方もおられますが、国内では一番遠方の北摂の方から習いに来てくださいました。
遠方でもわざわざ猪股塾に来てくださるお父さんは、やはりとても熱心な方でした。お子様のYさんのために、猪股塾の大型モニターを使用して行う私の解説を一生懸命聞いてくださっていました。
猪股塾の良い所の1つは、大型モニターを使用し、スローモーションで分析・解説し、保護者の方にも体操の知識を知っていただき、お子様と話を共有して二人三脚で取り組んでいただけるところです。
今日練習に来られるまでの間も、ご自宅で私の指導法をKさんに『補助(体の支え方)が何か違う…』と言われながらも実践してくださっていたそうです。
練習が始まり、バク転の段階練習の1つ目からでき具合を確認していくと、どんどんクリア。最後の段階の補助をしてみると、『1人でやったことありますか?』と聞いてしまうほどうまくできていました。
そして、『これは今日できる…』と思い、拍手の用意(発表の場)宣言をしました。
しかし、いざ発表となると、緊張してしまいしゃがみすぎてしまったり、手の幅が狭くなってしまったりしていました。『緊張する?』と私が聞くと、Yさんは笑顔でうなずいていました。
その後何度か補助をしていると良くなり、軽く触れているだけになってきたので、そのことを伝えるとYさんも確かに…と自信を持てたようです。
そこで、スマートフォンで撮影の準備をし、『1回目は補助するから、2回目は自分でする。』とYさんに言いました。
Yさん ぴょんトンタン!(補助付き)
猪股 『いいねーもういう事ないわ…!はい、今と同じように!!…どうぞ!』
Yさん ぴょんトンコツン…!?
一同 笑…『おしい~!』
なんとバク転の後、両手でふんばりきれずに頭をついて三点倒立になってしまったのです…(^_^;)。本当にめっちゃくちゃおしい瞬間でした。私も補助しつつおしい…と笑ってしまいました。
私が、『あとは押しかえす!頭真っ白?頭パニック?』ときくと、Yさんは、笑顔で首を横に振り、落ち着いていたのですぐにもう一度挑戦してもらう事にしました。
猪股 『はい、手を振って跳ぶ!!どうぞ!』
Yさん ぴょんトンタン!
猪股 『おめでとー!!』
一同 パチパチパチ…
成功です!しっかり支えられたバク転ができました。
Yさんも嬉しそうに少し照れながらニコッとしていました。
体験の時には、お父さんに『来たかいがありました。楽しかったです。』と言っていただけ、2日目の本日は『えーもん見せてもらいました。来てよかったです。』と言って下さいました。遠方より来ていただいて、満足していただけるのだろうか…と緊張していましたが、満足していただけたようで良かったです!
反れる(体が柔らかい)、跳べる(脚力がある)、押し返せる(支持力がある)お子様はすぐにバク転ができるようになります。バク転の動きの理解は、猪股塾の『3分間ティーチング』にお任せください。身体能力があれば、言われた通りにするだけです!
言われた通りに素直にできていましたね!Yさん。
よく頑張りました!おめでとう~